開設にあたり
病気によって失われた,あるいは低下した機能を取りもどすためにリハビリと称し様々な運動が勧められます.しかし手足の麻痺や感覚障害、骨折後の関節可動域制限、痛みなどがある状態での運動はこれまでと違った動きが求められるため、良くなりたい一心でリハビリを続けることで体が硬くなり逆に動き難くなる事も多いことを臨床で経験しました。また脳卒中や脊髄の病気によって起こる後遺障害(運動マヒなど)は時間をかけてリハビリすることが当然のように言われますが、実は時間をかけすぎると疲労が生じ、悪化させてしまうこともあるのです。一度失った機能を取り戻すことは困難な状況のほうが多いのが現実です。薬にも適量があるようにリハビリにも適量があるのです。
プロスポーツ選手は練習後、明日の試合でより良いパフォーマンスを出せるよう、その日の疲労をマッサージ師やトレーナーなどにお金をかけて入念に調整を行い備えます。
我々がプロスポーツ選手と同じトレーニングをおこなえば、途端にあちこちが痛くなり日常生活もままならない状況になる事は容易に想像できます。これは病気により体がこれまでと全く違う状態になり、動きを制限された状態でリハビリを行う場合とよく似ています。体のあちこちに病気から来る症状とは違う痛みや動きの制限が出てくるのです.そしてそれを取り除いてくれるマッサージ師やトレーナーはどこにもおらず我慢しながらリハビリを続けるしかありません。しかし体の不調を我慢してリハビリを続けること、それは逆に回復を妨げていることのほうが多いのが現状なのです。
ではどうすればよいのか、まずは今持っている身体機能を最大限生かせる楽な状態を保つことが必要です。そのために当処では関節ファシリテーション(Synovial Joints Facilitation,SJF)という治療により身体の調整を行っています。この技術は関節内にある動きの悪さから起こる筋肉の硬さを取り除き、痛みやしびれなど様々な問題を解決できる治療技術です。これにより今持っている最大限のパフォーマンスを引き出すことができ、効果的なリハビリが可能となります。
概要
当施術所について
病後のリハビリでは週1の身体調整と継続して行うホームエクササイズ(個別プログラム)が基本プログラムとなります。
運動マヒ
治療
関節可動域運動
組織延長
筋力増強運動
ゴムバンド
協調性
当施術所の特色
全身持久性
施設の機能
ホームエクササイズ
プログラム